華音ライダー龍騎 劇場版
〜THE ULTIMATE MONSTER〜
カードデッキを持ち、鏡の中のモンスターと契約を交わす者たちがいた。
華音ライダー。
それはそういう存在。
”カードデッキは全部で13。華音ライダーは13人。
闘い合え。そして生き残ったものは、どんな願いでも叶えよう”
ゲームマスター橘敬介の言葉に踊らされるように。
それぞれの宿命を背負って戦う彼ら。
そんな、ライダー同士の闘いがまだ続いていたそんなある日。
「旅行券が当たったって?」
「うん。ぶいっ」
橘敬介の娘、神尾観鈴が旅行券を当てた事が、今回の事件の全ての始まりだった。
「・・・いいか。せっかくの旅行なんだからライダー同士の戦いはこの際禁止だからな」
「しょうがないわね」
「わかったわかった」
「仕方がないな」
彼らは友人を伴って、自然溢れる温泉宿に出掛ける事となった。
・・・普段の殺伐としたムードから解放され、心身ともに穏やかに過ごす彼ら。
だが、それも長くは続かなかった。
ィィィィィィィィィ・・・・・・・・ィィィィィィィィィンン・・・・・・・
「なんだよっあれは・・・・・っ!?」
「あたしが知るわけないでしょ!?」
ミラーワールドからの誘いの音に導かれた彼らが見たものは。
「・・・・・こりゃ、まずいな」
「撤退だな」
圧倒的なまでの強さを誇る、あまりにも巨大で規格外のモンスター。
「あれだけでかいと戦いがいがあるな・・・・・」
「お前・・・なんでここにっ?!」
招かれざる者。
「あれは・・・私、どこかで見たような気がする」
甦る記憶。
「あれと契約するライダーがいれば・・・まさしく、最強だな」
錯綜する思い。
それら全てが収束する時。
その戦いは幕を開ける・・・!
「よっしゃ!」
・・・華音ライダー龍騎。
「あのモンスターは、俺が倒す」
・・・華音ライダーナイト。
「今回ばかりはやばいかしらね」
・・・華音ライダーゾルダ。
「やれやれ」
・・・華音ライダーシザース(?)。
「皆の為に、奴はここで叩く!」
・・・華音ライダーフェンリル。
「あれは俺の獲物だ」
・・・華音ライダー王蛇。
「あうーっ、どうしよ・・・」
・・・華音ライダーインペラー。
「・・・・・みゅー」
・・・華音ライダータイガ。
「へえ、少しは面白くなりそうね」
・・・華音ライダーガイ。
「・・・さてさて、どうしたものでしょう」
・・・華音ライダーライア。
「あれをどうにかしないと・・・」
・・・華音ライダーファム。
「さあ、お手並みを拝見させてもらおう」
・・・華音ライダーオーディン。
「・・・・・ふん」
・・・華音ライダーリュウガ。
13人の華音ライダーが今ここに集結する。
「後は、お前が決めるんだ!」
華音ライダー龍騎、劇場版〜THE ULTIMATE MONSTER〜
公開未定!(汗)
でも、乞うご期待はご自由に。
戻ります