名言集




ここにあるのは僕が様々な作品で感銘(?)を受け、印象深く残った台詞を集めた場所です。
それに関する考察はあくまで僕個人の偏った考察である事をご了承ください。
台詞とその場面に関する事を少し書いている場合もあるので、まだその作品を見ていない方でいずれ見ようと思っている方は読まないことを推奨いたします。
矛盾ですが、知らない人はこれでこれらの作品に興味をもっていただけると幸いとも思っていたりするのですが。(汗)

あと、なるべく調べた上で書いているのですが細部が間違っている事もあるかと思います。
その際は大筋が間違っていなければ笑って見逃してやってください(おい)。

それから、重要な台詞をど忘れしている事もあると思いますので、思い出し次第増えたりもします(笑い)。

ではどうぞ。


●アニメ


○勇者王ガオガイガーより抜粋

・「成功率なんて単なる目安だ!後は勇気で補えばいい!!」(大河幸太郎)

ある意味この勇者王ガオガイガーを象徴する言葉ですね。
初めてこの言葉を聞いて、おおっ!!と心の内で叫んだ時から、この作品との縁が始まったような気がします。
・・・まあ、実際にはOPを見たときからって気はしますけど。(汗)

・「もがきあがく事こそ生命の本質!それなくして何の生命か!」(J)

Jの言葉ですね。
これを聞いたとき素直にそうだよな、と思う僕がそこにいました。
もがいて、あがいて、何かを勝ち取っていく。
それがこの勇者王物語のテーマであり、人間の、生きる者の在り方だと僕は思います。

・「俺は信じたい。人類を。この世界を。そして俺自身を。・・・・・だから戦う。生き抜くために!!!」(獅子王凱)

護るために戦うという事。生きるために戦うという事。それがストレートに伝わる言葉だと思います。

・「我々はこの熱き勇者達の伝説を忘れてはならない。
我々は平和を愛する勇気ある心を忘れてはならない。
そして、我々一人一人が誇り在る勇者である事を忘れてはならない」(最終回ナレーションより)

TV版最後を締めくくるこの言葉。
個人的にはFINALのラストの言葉より好きです。
ガオガイガーという物語は”勇者王”の物語ですし、確かにいつだってガオガイガーが中心でした。
ですが、ガオガイガーだけでは決して、勝利の鍵を掴み取る事はできなかったでしょう。
一人一人の力を束ねるという事。
それがいかに強い力になるのかという事。
この勇者王物語の真髄はそこにあるような気がします。


○勇者王ガオガイガーFINALより抜粋。

・「忘れたのか護・・・!勝利するのは・・・勇気ある者だあああっ!!」(獅子王凱)

ガオガイガー対ガオファイガー。
勇者として戦ってきたものと、それを元に新たな勇者として造られたもの。
酷似する外見、能力、力。
では、その雌雄を決するものは?
この物語を見続けてきた者なら自ずと分かっていたことなのではないでしょうか?


・「俺は貴様らを破壊する!!」(獅子王凱)

勇者達の力の源であるGストーン。
それをもたらした存在により敗北した凱。
敗北がもたらした、迷いと苦しみと絶望。
その果てに、彼は相手が誰であろうと勇気を示す為に戦う事を決意しました。
それは、創造主に立ち向かう破壊神の決意。
その息吹を感じる台詞だったと僕は感じました。


・「見せてやる!本当の!勇気の力を!!!」(獅子王凱)

勇気。
それは子供の頃に比べると陳腐に聞こえてしまう言葉。
でもこの作品ではその言葉が、何の惜しげも恥ずかしげもなく、高らかに謳われています。
だから、僕はこの作品が大好きです。


・「俺は一人じゃない……俺たちは一つだああっ!!」(獅子王凱)

Gストーンを持つ勇者達が、勇気によって繋がり、勝利を得る。
このガオガイガーFINALの死闘の終結を飾るに相応しく、ガオガイガーという作品を現す言葉としても相応しい言葉だったと思います。



○無限のリヴァイアスより抜粋

・「何もしねぇくせに主張ばっかりしやがって!お前らは死んでんのと同じだ!」(相葉祐希)

主張するという事。
自分の考えを言葉に、形にするという事。
それには何かを必要とします。
それは今までの自分の行動であり、信念であり、心であると思います。
それがない人間の主張は形ばかりのものにすぎない。
少し乱暴かもしれませんが、この台詞はそんな事を言っているのだと僕は解釈しました。


・「今、俺は笑いたいんだ・・・」(相葉昂治)
・「人一人の力なんてたかが知れてる。俺達にできる事を俺達なりにやればいいじゃないか」(相葉昂治)

この無限のリヴァイアスの主人公である(僕はそう思っています)相葉昂治君は、全てがごく普通の少年です。
何かが秀でているわけでもなく、強いわけでもない、本当に普通の少年です。
そんな彼の主張は”異常な”状況下・・・力が必要とされる”世界”においては無力なものです。
それでも、物語の最後、彼は自分の”やりたい事”があって、それを貫こうとしました。
それは”異常な”状況下の中で掴み取っていった、彼の信念でした。
・・・力がないから、能力がないから、自信がないから、主張さえままならない。
それでも、自分に譲れないものがあるのなら、命を賭けてでもそれを言わなければならない時がある。
そんな事を、相葉昂治君から学んだような気がします。


・「黙ってやってくる未来は明日には繋がらない。そんな明日なんか俺はいらない!」(相葉昂治)

日本という国は世界の中でも”平和”な国だと思います。
だから”明日”が来る事が当たり前だと思っている人が多いでしょうし、かくいう僕自身もその一人でした。
でも、その”明日”は果たして自分が望むとおりの”明日”なのでしょうか?
・・・それを考えていてもきりはないのかもしれません。
明日は、あくまで不確定なもので、どうしようもないものなのかもしれません。
それでも、自分が本当に望む”明日”は、待っているだけ掴み取れるほど簡単なものではないと思います。
うまくいかないものはうまくいかないし、どうしようもない流れというものは確かにあるけど、その中であがいていく事もやはり必要なことなんだ・・・そんな事をこの作品から感じ取りました。


○スクライド

・「意地があんだよ!男の子にはよおっ!!」(カズマ)
・「これが!俺の!自慢の、拳だあああああああっ!!」(カズマ)

このスクライドというアニメ自体”男”のアニメなので、選んだ台詞はやはりかっこよさが基準になりますね。
主人公であるカズマはある意味で男にとっての理想の究極だと思います。

○THE ビッグオー

・「雨の中、傘をささずに踊る人間がいてもいい。自由とはそういうことだ」(ロジャー・スミス)

ファーストシーズンの最終回を締めた言葉です。
ロジャー・スミスがかっこよすぎでした。


●ゲーム


○マブラヴより抜粋。

・「白銀の期待には添えない。・・・でも、裏切らない」(彩峰慧)

深い理由はないのですが、マブラヴの中でもかなり好きな言葉です。
それまでの彼女を見てきているだけに、その言葉は重いものだと思います。
まあ、僕が好きなのは純夏だったりしますけど(汗)。


○Kanon

・「起こらないから、奇跡って言うんですよ」(美坂栞)

奇跡の価値。
それがよく分かる言葉だと思います。
起こらないから奇跡、でも、起こるからこその奇跡でもあるんですよね。

・「ボクのこと、忘れてください」(月宮あゆ)

この台詞を聞いた時、僕は圧倒されました。
そんな事、もし同じ立場に自分が立ったとしても、とても言えません。
この言葉は、月宮あゆという少女の、弱さと優しさをこれ以上ないほどにあらわしているように思えます。

○AIR

・「飛べない翼に意味はあるんでしょうか?」(遠野美凪)

役に立たなくなってしまったものは、要らなくなってしまったものは無意味に過ぎないのか?
この台詞は、この台詞自体もさることながら、それに対する主人公・国崎往人の答えも印象的でした。


○月姫

・「好きだから、吸わない」(アルクェイド・ブリュンスタッド)

あのシーンでこの台詞は反則です。
アルクェイドという名の吸血姫の、純粋さや一途さがただ伝わってきて胸が痛かったです。


・「聖人になれ、なんて事は言わない。君は君が正しいと思う大人になればいい」(蒼崎青子)

先生のお言葉です。
大人は子供にいい人間になれ、みたいな事を言いますが、”いい人間”の基準なんて曖昧すぎて子供の頃にはイメージがわいていても、大人になってしまえばそんなモノは消えてしまっていると思います。
そんなモノになるよりは自分のイメージで正しいと思える人間になることがいいような気がします。
まあ、その人の価値感覚にもよりますが。(汗)


・「いいけど。おまえ、俺を殺せるんだろう? ならさっさと始めたほうがいい。このまま何もしないのなら、次におまえが瞬きをした間に殺すよ。いいかげん、おまえの顔にも見飽きたところだ」
(七夜志貴)
・「教えてやる。これが、モノを殺すっていうことだ」(遠野志貴)

志貴の戦闘時の台詞はかっこよすぎです。
殺す事の究極となった彼の姿は美学が感じられます。
かといって彼のようになりたいかというと微妙なんですが。(汗)


●特撮・その他


○仮面ライダーシリーズ

・「この雨だって絶対止むよ!そしたら青空になる!今だってこの雨を降らせてる雲の向こうには、何処までも青い空が広がってるんだ!!」(仮面ライダークウガ・五代雄介)

辛い事も苦しい事もいつかは終わる。
そして、その向こうに待っているものがきっとある。
そんな希望に満ちた言葉だと思います。

・「こんな寄り道はさせたくなかった・・・君には冒険だけして欲しかった」(仮面ライダークウガ・一条薫)

最後の最後で洩らす本音。
だからこそ、響くんですよね。
それに対する雄介の返事もいいです。

・「生きるって事は、美味しいって事じゃないですか。死を背負ったりしたらまずくなります」(仮面ライダーアギト劇場版・津上翔一)

ちょっと長めなので少し省略してます。
分かっていないようでちゃんと分かっている辺りが津上翔一らしいと思います。

・「僕は生きるために戦う!生きることを素晴らしいと思いたい!」(仮面ライダーアギト劇場版・氷川誠)

氷川誠という人間は真面目すぎる人間です。
真面目だからこそ、言葉を真剣に受け止め、それに対する自分なりの答を探そうとします。
津上翔一という生を無条件に素晴らしいと思う人間と、G4という死を背負う鎧を纏った水城史郎という人間に対する答え。
その答えがこの言葉なのだと僕は思いました。

・「何処へ行ったって同じだ。今は嘘になんかならない」(仮面ライダーアギト・葦原涼)

目を瞑りたくなるような事、現実逃避したいような事はこの世界の何処にでも横たわっています。
それを嘘だと思いたいのは誰だって同じ。
でも、そんな現実を嘘だと思おうとしている人間こそ、それが現実である事を一番理解しているのではないか・・・そんな事を考えさせられた台詞でした。

・「花が夢を持っていると思うか?それでも花は咲く。花は枯れる。そういう風に生きていければいいと思う」(仮面ライダーアギト・葦原涼)

夢というのは生きていく上での目標であり、願いだと、僕は思っています。
夢、それ自体に意味があるのかないのか、それは正直分かりません。
でも、その意味が分かろうと分かるまいと、人間は生きている限り生きていかなくてはならない。
そういう事だと、思いました。


・「敵は多いな・・・・いや・・・・・・たいした事はないか・・・・
 ・・・・今夜はお前と俺でダブルライダーだからな」
(漫画・仮面ライダーSPIRITS・仮面ライダー1号)

怪人達の群れを前に、滝和也に一号が語りかけた言葉です。
滝の心を汲むその言葉に、胸が震えました。


・「正義。仮面ライダー2号」
(漫画・仮面ライダーSPIRITS・仮面ライダー2号)

「キサマの作戦目的とIDは!?」という敵の言葉に答えたのが、この台詞でした。
これをかっこいいと思わずして、何をかっこいいと思うのか?!と心底思う台詞です。


・「オヤっさん。命にゃあ懸け時ってやつがある・・・・
  あいつも・・・・そうだったんだ」
(漫画・仮面ライダーSPIRITS・仮面ライダーストロンガー)

命を懸けてでも、なさなければならない事がある時。
そして、かつてそれをなした仲間が、大切な人がいるのなら。
そうである限り、退く事はできない覚悟……それをこのシーンでは見せていただきました。


・「それでも俺は人間を信じる・・・・人間のために闘う。
  俺は・・・・それだけでもいい」
(漫画・仮面ライダーSPIRITS・スカイライダー)

どんなに人間が弱く、そのために裏切りを重ね、恐れをなしても……人間を信じ、戦い続ける。
この台詞は、そんな仮面ライダーの魂を象徴する言葉だと思います。


・「俺は拳法家である前にサイボーグS−1として生まれた。
  人の夢の為に生まれた。
  この拳・・・・この命はその為のものだ」
  (漫画・仮面ライダーSPIRITS・仮面ライダースーパー1)

スーパー1は元々惑星開発用改造人間として誕生した仮面ライダーです。
彼が使う赤心少林拳は、その力……変身の極意を得る為に地獄の修行の果てに手に入れた力。
ゆえに、この台詞はスーパー1にとっての戦い、そして信念、スーパー1という仮面ライダーをこれ以上ないほどに現した言葉だと感じました。


今の所は以上です。
これからもここはちょくちょくと更新していくつもりですのでお暇な時にでもどうぞ。

戻ります。